缶コーヒーにアルミ缶登場！ 今までスチール缶だった理由がある？

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休憩のひと時にリラックスしながら缶コーヒーをゴクゴク。

おいしいですね。

その缶コーヒーの容器はスチール缶？

それともアルミ缶ですか。


ミルク入り缶コーヒーの容器はほとんどが

スチール缶だったことはご存知だったと思います。



それが、ここに来てミルク入り缶飲料に

アルミ缶を使うという動きが出てきたようですね。



今まで、ミルク入り缶コーヒーの容器が

スチール缶だったのには、理由があるのです。

ミルク入りの缶飲料はボツリヌス菌が繁殖する可能性があり、

衛生面での配慮があったようです。


スチール缶の場合は、中身が傷むと缶が膨らんで

「飲めません」という合図を送ってくれるそうですが、





軟らかいアルミの飲料缶は薄くても強度を保てるようにするため、

中にガスを入れて内圧を高めて最初から缶が膨れているので、

菌が増殖したことによる缶の膨張を消費者が気づかない恐れがあるということです。


アルミ缶では、菌の増殖を発見しにくいということで、

これまでミルク入り缶飲料での

アルミ缶の使用を自主規制していたようです。


このように業界団体が約30年にわたり、

ミルク入り缶飲料でのアルミ缶の使用を

自粛するよう要請してきた経緯があるわけです。



しかし、ここに来て日本コカ・コーラがミルク入り缶飲料に

アルミ缶を使うと言うニュースがありました。



工場の衛生管理の進化と安全性を保つ高精度の対策を

講じることが出来るようになったようですね。



日本コカ・コーラは昨年4月ごろから

アルミ缶コーヒーの販売を始めているそうです。



アルミ缶導入理由の一つにアルミ缶の

コストパフォーマンスの良さがあると言われています。



190ミリリットルのコーヒー缶の重さは、

スチール缶約30グラムに対し、アルミ缶は約10グラムと軽量です。


1缶当たりに使われる素材の量が少ない分、

アルミ缶の方が安くなりやすいし、

缶が軽いので輸送時の二酸化炭素の排出量も削減できると言う事です。



日本コカ・コーラは、今年1月末時点で

缶コーヒー20製品をアルミ缶に切り替えているそうです。






飲んだ後のあきかんのポイ捨ては止めましょう。

スチール缶とアルミ缶は資源です。

リサイクルマークの種類

スチール缶とアルミ缶は分別して地域のルールに従ってくださいね。

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